【株式市場】日経平均は一時188円高となりNY株安をハネ返して強い

株式

◆日経平均は2万1536円85銭(162円02銭高)、TOPIXは1598.45ポイント(6.29ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億781万株

チャート13 12月17日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウが再び大きく下落したものの、日本株はその前日、ひと足先に下げていたため織り込み済みとの見方があり、日経平均は小幅高だが16円高で始まった。ユニー・ファミリーマートHD<8028>(東1)は、このところ日経平均を左右する度合いが強まっているとの見方があり、前日比変わらずで始まったあと次第高。指数ベースでの安心感をもたらした様子で、日経平均は9時30分頃に188円44銭高(2万1563円27銭)まで上げた。前引けも162円02銭高(2万1536円85銭)と高い。半面、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は安い。

 日本ハム<2282>(東1)が自社株買いと自己株式の消却を発表して活況高となり、川崎近海汽船<9179>(東2)は前週末に3000円の大台に迫る水準まで調整し割安感が拡大し急反発。エニグモ<3665>(東マ)は14日発表の第3四半期決算が材料視され急伸。

12月17日、新規上場となったグッドライフカンパニー<2970>(JQS)は9時39分に公開価格1600円を21.9%上回る1951円で初値がつき、直後に1963円まで上げ、前引けは1713円。また、ツクイスタッフ<7045>(JQS)は10時43分に公開価格2630円を53%上回る4030円で初値がつき、その後4175円まで上げて前引けは4130円。

 東証1部の出来高概算は7億781万株、売買代金は1兆110億円。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は799銘柄、値下がり銘柄数は1245銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る