チームスピリットは調整一巡して上値試す、19年8月期大幅増収増益予想
- 2018/12/20 06:28
- 株式投資ニュース
チームスピリット<4397>(東マ)は、従業員勤怠管理などの働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」をクラウドサービスで提供している。19年8月期大幅増収増益予想である。株価は11月の上場来高値から一旦反落したが、調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」を提供
18年8月東証マザーズに新規上場した。従業員勤怠管理・就業管理・経費精算・電子稟議・SNSなどのアプリケーションを一つにまとめた働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」をクラウドサービスで提供している。
月額課金型のライセンス収入が収益柱で、18年10月期末の契約ライセンス数は17年9月期末比40.7%増の13万9171、契約社数は22.4%増の973社だった。
■19年8月期大幅増収増益予想
19年8月期の非連結業績予想は、売上高が18年8月期比51.7%増の18億69百万円、営業利益が3.6倍の2億50百万円、経常利益が4.6倍の2億50百万円、純利益が2.5倍の2億31百万円としている。
契約ライセンス数が増加し、月額課金型のライセンス売上、導入・運用サポートのプロフェッショナルサービス売上とも、大幅伸長する見込みだ。そして次世代プロダクト開発投資を吸収して大幅増益予想である。好業績が期待される。
■株価は調整一巡して上値試す
株価は11月22日の上場来高値3900円から一旦反落したが、3000円近辺で下げ渋る動きだ。調整一巡して上値を試す展開が期待される。12月19日の終値は3020円、今期予想PERは約96倍、時価総額は約236億円である。