大塚家具がストップ高を交えて急伸、中国の家具販売大手で「居然之家」と提携へ
- 2018/12/21 10:01
- 株式投資ニュース
■「本日開催予定の取締役会において業務提携について付議する予定」
大塚家具<8186>(JQS)は12月21日、急伸し、一時ストップ高の343円(80円高)まで上げて9時50分には25%高の327円(64円高)前後で推移している。「中国大手と業務提携へ、資本関係視野」(日本経済新聞12月21日付朝刊)と伝えられ、東証IR開示などで9時50分に「居然之家との業務提携を検討中であり、本日開催予定の取締役会において業務提携について付議する予定」と発表。がぜん注目集中となった。
報道によると、居然之家(北京市)は、中国の家具販売大手で、「居然之家」(イージーホーム)のブランド名で知られる。中国全土に約220店(2017年末時点)を持つ。年間売上高は約1兆円。中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団が今年、900億円強を出資して株式の15%を握り、大株主となった企業グループとしても知られるという。(HC)