わかもと製薬が後場一段高、デ・ウエスタン・セラピテクス研の急伸が波及の見方

株式市場 銘柄

■緑内障・高眼圧症治療剤の第3相臨床試験に注目集まる

 わかもと製薬<4512>(東1)は12月21日の後場も次第高となり、14時30分にかけて15%高の290円(38円高)まで上昇。東証1部の値上がり率1位に躍り出ている。

 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>(JQS)が緑内障治療剤「H-1337」の米国での臨床試験の結果を20日に発表し、21日は朝から急伸してストップ高となっており、このデ・ウエスタン・セラピテクス研究所が12月4日発表した「緑内障・高眼圧症治療剤『WP-1303(H-1129)』の国内第3相臨床試験登録のお知らせ」の中に「わかもと製薬により(中略)第3相臨床試験が開始されます」との一文があるため、連想が波及したとの見方が出ている。(HC)

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