パイプドHDのグループ企業であるフレンディットはEC事業者にInstagramショッピング領域における導入支援を12月21日より開始
- 2018/12/24 17:59
- IR企業情報
■Instagramのショッピング機能を簡単に運用
パイプドHD<3919>(東1)のグループ企業であるフレンディットは、EC事業者にInstagramショッピング領域における導入支援を12月21日より開始した。
これにより、EC事業者は、自社のECサイトを管理するだけで、Instagramのショッピング機能を簡単に運用することができる。
2018年6月に日本国内で提供開始されたInstagramのショッピング機能(以下「Shop Now」)は、Instagramに投稿する画像に商品情報をタグ付けすることで、商品の購入ページに直接誘導できる機能。
■二重に管理することになるため大きな手間が発生
EC事業者が「Shop Now」を運用するためには、InstagramのほかにFacebookのビジネス用アカウントを取得し、Facebookの仕様に合わせた商品を「Facebookカタログ」に登録してInstagramにタグ付ける必要がある。加えて、自社のECサイトとFacebookが連動されていない場合は、ECサイトとFacebookの両方に商品を登録する必要があり、二重に管理することになるため大きな手間が発生する。
■複雑な初期設定をすべて代行
そこでフレンディットは、「Shop Now」の導入に係る複雑な初期設定をすべて代行し、「スパイラルEC」で構築されたECサイトとFacebookを連携することで、EC事業者が簡単に「Shop Now」を利用できるようにサポートする。
フレンディットは、「Facebookカタログ」の作成や、ECサイトとFacebookのシステム連携作業など、導入に係る初期設定を代行する。そのためEC事業者は、InstagramおよびFacebookのビジネス用アカウントを取得すれば、これまで通り自社のECサイトへ商品を登録するだけで、登録した商品が「Facebookカタログ」に自動連携され、「Shop Now」を簡単に利用することができる。商品名や商品価格の変更、在庫状況の更新などがECサイトのみで管理でき、二重管理の手間をなくす。
Instagramストーリーズの「Shop Now」にも対応しているため、静止画だけでは伝えにくい商品の魅力を動画で伝え、そのまま購買体験につなげることができる。
さらにオプション機能として用意している、スマートシェア株式会社が提供するSNSマーケティングエンジン「OWNLY(オウンリー)」を活用すれば、Instagramに投稿した商品画像を自社のECサイトにも表示することができる。Instagramだけに限らず、Webサイト上でもInstagramコンテンツを活用できることで、販売導線の強化とともにECの運営業務を軽減する。
なお、本サービスの提供開始に先行し、Bizarre D.L.Cのオンラインショップ「Bizarre(ビザール)公式通販サイト」に導入した。その結果、Instagram経由のECサイトへの流入数が増え、新規顧客が増加し売上に貢献した。
今後もフレンディットは、ITトレンドを取り入れながら、EC事業者とユーザー双方の利便性を高め、便利で楽しい買い物体験を追求する。