★慎重な銘柄選択と注目株★
2019年の日本株投資対象は、世界情勢に敏感な海外機関投資家の日本株売却リスクや円高リスクも考慮し、自動車、電機、機械、精密など国際優良株、輸出関連株は敬遠し、内需関連かつ低位割安の成長株に注目となろう。
ソフトウエア関連株に目立つが、低PBR、高配当利回り、株主優待充実かつ連続増収増益の小型株である。国内成長株なら市場シェア国内トップか競合企業のいないような企業だ。小型株は海外機関投資家があまり保有していないし、将来の日銀のインデックスETF、日経平均採用銘柄の売却処分の影響も限定的と考えるからだ。ただ、投資タイミングも大切で、1月、2月四半期決算発表、4月、5月の本決算発表に注意し、押し目狙いに徹したい。
★大穴狙いは、大きく売られた証券株★
多くの銘柄が12月に年初来安値を更新したが、ソフトバンク<9434>(東1)の売出価格割れもあり、投資家心理は悪化している。じっくり銘柄を研究し、安値を拾いたい。大穴狙いなら大きく売られた証券株である。具体的な注目銘柄に関しては18年12月の日本インタビュ新聞社「株式講演会」の私のビデオを視聴していただければ幸いである。(ロータス投資研究所代表・中西文行)