リコー電子デバイスがJFEシステムズ製原価管理パッケージを導入

■「運用のコストダウンを図れること」等の4つの要件を満たす

 JFEシステムズ<4832>(東2)は2018年の12月26日、リコー電子デバイスがJFEシステムズ製原価管理パッケージ「J-CCOREs(R)」を導入したことを発表した。

 電子デバイスの企画、設計、製造、販売までを一貫して行うリコー電子デバイスでは、原価管理システム保守費用の削減、原価差異を特定し業務改善に役立てることを目的として、原価計算システムをリプレースした。製品選定にあたっては、「運用のコストダウンを図れること」「半導体の原価計算モデルに合致すること」、「一般会計、MES、販売管理などのシステムと連携が柔軟にできること」、「カスタマイズは最小限に抑えられること」、の4つを要件とし、最も要件を満たしていたJ-CCOREs(R)の採用を決定した。

 J-CCOREs(R)の導入により、「システム保守費用の削減」、「システム投資額の抑制」、「運用工数の削減」による費用削減効果に加え、「データの見える化」、「インプットチェックの迅速化」などの業務改善効果も実現された。

 同社では、今後も「製品情報(原価や諸元データ)の共有化活動」により、製品情報を社内共通データとして一元化管理することで、さらなる業務プロセスの改善に活用されると期待している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る