【株式市場】米中貿易協議の進展に期待強まり日経平均は一時219円高

株式

◆日経平均は2万199円79銭(160円82銭高)、TOPIXは1520.08ポイント(7.55ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億3161万株

チャート13 1月8日(火)前場の東京株式市場は、7日に始まった米中貿易協議に「中国の劉鶴副首相が予想外の出席(ブルームバーグニュース2019年1月8日9:15)などと伝えられ、中国が交渉を重視しているとの見方が広がり、全般に不透明感が後退。海運株が上げたほか、ファナック<6954>(東1)が出直りを強めて値上がり幅上位に顔を出すなど、貿易摩擦の緩和に期待が広がった。日経平均は185円高で始まり、10時にかけて219円53銭高(2万258円50銭)まで上げた。その後は高値もみあいに転じたが、前引けも160円82銭高(2万199円79銭)と堅調。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 12月の既存店売上高7%増などが材料視されてジーンズメイト<7448>(東1)が急伸し、そーせいグループ<4565>(東マ)は次世代がん免疫療法のマイルストン受領が注目されて急伸。シーズメン<3083>(JQS)は今2月期の完全黒字化期待などが言われて連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は6億3161万株、売買代金は1兆864億円。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は1328銘柄、値下がり銘柄数は718銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る