【株式市場】日経平均は一時308円高まで上げ貿易摩擦の緩和などに期待強まる

株式

◆日経平均は2万204円04銭(165円07銭高)、TOPIXは1518.43ポイント(5.90ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億5257万株

チャート13 1月8日後場の東京株式市場は、引き続き米中貿易協議の進展に期待があり、円安基調も加わったため、トヨタ自動車<7203>(東1)などの自動車株や、売り上げの8割近くを海外で稼ぐダイキン工業<6367>(東1)などが一段と強含んだ。日経平均も一段と上げ幅を広げ、14時間際に308円95銭高(2万347円92銭)まで上げた。大引けも165円高で2日続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、パイプドHD<3919>(東1)が一段と出直り幅を拡げ、「亥」年は選挙の年だとされてグループ会社が運営する政治・選挙情報サイト「政治山」(せいじやま)」が注目され、デュアルタップ<3469>(東2)は金融ITの未上場会社との提携が材料視されて急伸。

 東証1部の出来高概算は15億5257万株(前引けは6億3161万株)、売買代金は2兆6752億円(同1兆864億円)。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は1304(同1328)銘柄、値下がり銘柄数は761(同718)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、精密機器、海運、情報・通信、ガラス・土石、機械、輸送用機器、証券・商品先物、その他金融、非鉄金属、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る