【銘柄フラッシュ】イオレが急伸しシーズメンは新店舗好調の見方で高い

株式市場 銘柄
 1月8日は、田淵電機<6624>(東1)が20.0%高となって東証1部銘柄の値上がり率1位に入り、ここ1ヵ月間の平均上場時価総額と最終日(2019年1月7日)の上場時価総額のいずれもが10億円以上となったため、東証による「株式上場時価総額審査」をクリアしたと発表。上場廃止をまぬがれたため買いが参入。

 ジーンズメイト<7448>(東1)は18.1%高となり、12月の既存店売上高7%増などが材料視されて急伸。

 NCホールディングス<5236>(東1)は19年3月期に旧・日本コンベヤがホールディングス制になってから初の配当を実施する可能性があり、立体駐車場などは東京五輪に続いて大阪万博に向けた需要が見込まれるとされ2日連続ストップ高の17.4%高。

 デュアルタップ<3469>(東2)は金融ITの未上場会社との提携が材料視されて急伸しストップ高の20.5%高。カワセコンピュータサプライ<7851>(東2)は新元号の制定による特需に期待とされて3日連続ストップ高の19.8%高。富士ソフトサービスビューロ<6188>(東2)は1月末現在の株主の保有株を1株につき2株に分割することなどが材料視され11.2%高。

 イオレ<2334>(東マ)はSNSでの「ささやき」「つぶやき」が思惑を呼んでいるとの見方があり、ハッキリした買い材料が見当たらないとされる中で、東京五輪や大阪万博に向けた訪日観光客向けの各種案内、PRの仕事に注目する動きもあるとされストップ高の28.2%高。

 AKIBAホールディングス<6840>(JQS)は「5G」設備投資関連株とされて連日大幅高となりストップ高の22.1%高。シーズメン<3083>(JQS)は2018年12月15日にオープンした「オリナス」錦糸町店が予想を上回る好調との見方があり再びストップ高の18.2%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る