協立情報通信の2月期第3四半期は大幅増益、純利益は51.2%増に

■今期も収益拡大へ

協立情報通信<3670>(JQS)は10日、19年2月期第3四半期の連結決算を発表した。

 19年2月期第3四半期は、売上高が前年同期比0.2%減の45億67百万円、営業利益が同47.7%増の2億61百万円、経常利益が同46.8%増の2億66百万円、四半期純利益が同51.2%増の1億81百万円だった。

 各事業を見ると、ソリューション事業では、売上高が前年同期比4.6%増の14億37百万円で、営業利益が同57.0%増の2億19百万円だった。17年10月にリニューアルした「情報創造コミュニティー」では、各種講演会や展示会など、 定期的なイベントの開催に注力。高付加価値ソリューションの提案や新規顧客の獲得に寄与した。

 モバイル事業では、売上高が前年同期比2.2%減の31億30百万円で、営業利益が同12.9%増の42百万円となった。春の法人向けキャンペーンの不振や個人向けタブレットの販売台数の減少などから、モバイル事業が減収となったが、下半期に入り、法人サービス事業で大型案件が増加した。

 19年2月通期業績予想は、売上高は前期比3.4%増の64億円、営業利益は同9.6%増の3億円、経常利益は同8.1%増の3億05百万円、純利益は同4.1%増の2億05百万円としている。

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