オリンパスは社長交代と最大株主から役員を招くなどの発表が注目され一段高

株式市場 銘柄

■経営体制の刷新や抜本的な企業変革プラン「Transform Olympus」を発表

オリンパス<7733>(東1)は1月11日の後場一段高となり、一時11%高の4055円(410円高)まで上げて戻り高値を更新。取引時間中としては昨2018年10月24日以来の4000円台回復となった。

 11日の正午、社長交代と最大株主である投資ファンド、バリューアクト・キャピタルのD・Rホール氏らを取締役に提案することなどを含む抜本的な企業変革プラン「TransformOlympus」を発表。注目された。

 発表によると、2019年3月31日をもって経営体制を刷新し、代表取締役・笹宏行社長執行役員が代表取締役を退任し、現:取締役副社長の竹内康雄執行役員が代表取締役社長執行役員・兼CEOに就任する。

 また、2019年6月開催予定の定時株主総会で、3名の新取締役候補者の選任を検討しており、最大株主であるValueAct Capital Management L.P.との継続的かつ協調的な関係に基づき、同社のパートナーを務めるD.Robert Hale氏を取締役として提案する予定とした。(HC)

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