【注目銘柄】イワキの18年11月期は当初の2ケタ減益予想から一転、2ケタ増益で着地

株式市場 銘柄

■医薬・FC事業が堅調に推移したことに加え、HBC事業、化学品事業の大幅な収益改善が実現

 イワキ<8095>(東1)の18年11月期は当初の2ケタ減益予想から一転、2ケタ増益で着地した。18年4月11日に発表された予想では、営業利益10.9%減、経常利益18.5%減、純利益23.5%減としていたが、11日引け後に発表された決算は2ケタ増益となっていた。

 背景には、医薬・FC事業が堅調に推移したことに加え、HBC事業、化学品事業の大幅な収益改善が実現したことが挙げられる。

 その結果、18年11月期連結業績は、売上高600億83百万円(17年11月期比4.7%増)、営業利益18億49百万円(同17.7%増)、経常利益20億円(同12.5%増)、純利益14億14百万円(同13.9%増)となった。

 配当については、好業績であったことから年間10円50銭(第2四半期末5円、期末5円50銭)と3円の増配。

 今期19年11月期連結業績予想は、売上高630億円(前期比4.9%増)、営業利益20億円(同8.2%増)、経常利益20億円(同0.0%増)、純利益15億50百万円(同9.6%増)と2期連続の増収増益を見込む。

 なお、配当については、今期も好業績が見込めることから年11円(第2四半期末5円50銭、期末5円50銭)と50銭の増配を見込む。

 株価は402円と安値圏で推移していることから、反発が予想される。

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