クリーク・アンド・リバー社は連続最高益の予想など注目され連日大きく出直る

株式市場 銘柄

■第3四半期は積極投資のほか移転による一時的費用が

クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は1月15日の後場、5%高の1096円(52円高)で始まり、2日続けて大きく出直っている。10日の取引終了後に第3四半期決算(2018年3月~11月、累計)を発表し、翌11日は約7%高となって出直りを強めた。週明け15日も引き続き業績動向が材料視されている。

 映像、ゲーム、Web・モバイル、広告・出版などのクリエイティブ領域で活躍するクリエイターを対象とした人材事業などを展開し、第3四半期の連結業績は、営業利益が前年同期比6.3%減の13.92億円となり、純利益も同6.6%減の6.11億円だった。が、この期は、グループ拠点の移転・統合による一時的な費用を計上する上、新規事業に関わる積極投資を行っている。「期初に掲げた計画通りに進捗」(決算短信)とした。2月通期の見通しは連続最高益の予想を継続し、連結売上高を295.0億円(前期比10.5%の増加)、営業利益を19.5億円(同8.0%の増加)、純利益を11.5億円(同4.2%の増加)、1株利益は54円16銭。(HC)

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