【株式市場】日経平均はやや値を消しながらも堅調に推移し続伸

株式

◆日経平均は2万719円33銭(53円26銭高)、TOPIXは1566.37ポイント(8.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2774万株

チャート4

 1月21日(月)後場の東京株式市場は、今夜のNY株式がキング牧師デーの記念日休場とあって様子見姿勢があるとされ、ニトリHD<9843>(東1)マツモトキヨシHD<3088>(東1)島忠<8184>(東1)が一段と強含む場面をみせてジリ高基調になるなど、内需株に物色がシフトする様子があった。海運株などは引き続き高い。日経平均は前引けの水準(92円67銭高の2万758円74銭)からやや値を消しながらも一進一退を続け、大引けは続伸となった。東証2部指数は続伸だが、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小反落。

 後場は、プレミアムウォーターHD<2588>(東2)が一段高となり、テレビ通販の大手が富士山の名水の取り扱いも始めたとのことで同社に連想が広がったとの見方があり出直りを拡大。ベストワンドットコム<6577>(東マ)はクルーズ船でのミュージックフェスタ開催の開始が注目されて一段高。日本色材工業研究所<4920>(JQS)は2月末の株式2分割発表が好感し直されて反発。

 東証1部の出来高概算は11億2774万株(前引けは5億8066万株)、売買代金は1兆9432億円(同9849億円)。1部上場2128銘柄のうち、値上がり銘柄数は1432(同1665)銘柄、値下がり銘柄数は633(同402)銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種(前引けは31業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、鉱業、海運、鉄鋼、金属製品、卸売り、パルプ・紙、ガラス・土石、銀行、電気機器、非鉄金属、繊維製品、化学、輸送用機器、などとなった。(HC)

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