Delta-Fly Pharmaの抗がん剤候補化合物DFP-14927について米国での臨床第1相試験の実施が許諾される

株式市場 銘柄

■米国FDA(食品医薬品局)によるIND(臨床試験用の新医薬品)の安全性審査が完了

 Delta-Fly Pharma<4598>(東マ)は21日、抗がん剤候補化合物DFP-14927について、米国FDA(食品医薬品局)によるIND(臨床試験用の新医薬品)の安全性審査が完了し、米国での臨床第1相試験の実施が許諾されたことを発表した。

 DFP-14927は、開発中のDFP-10917(対象:急性骨髄性白血病患者・開発段階:臨床第Ⅲ相試験)に、三洋化成工業株式会社との共同開発契約に基づいたポリエチレングリコールを結合させて機能化した化合物で、18年12月21日(米国時間)に米国FDAにIND申請をしていた。

 今回の結果を受け、同社では米国M.D.Anderson Cancer Centerにおいて、膵がん及び胃がんを含む消化器がん患者を対象に臨床第Ⅰ相試験を開始する予定。また、この臨床試験とは別に、骨髄異形成症候群を含む血液がん患者への可能性も検討する予定。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る