スプリックスは底打ちして出直り期待、個別指導塾運営で19年9月期利益横ばい予想だが増収基調
- 2019/1/23 06:55
- 株式投資ニュース
スプリックス<7030>(東1)は日本最大規模の個別指導塾「森塾」運営を主力としている。19年9月期は人件費増加などで利益横ばい予想だが、新規開校などで増収基調に変化はない。株価は12月安値から急反発している。底打ちして出直りを期待したい。
■個別指導塾「森塾」運営が主力
18年6月東証1部に新規上場した。日本最大規模の個別指導塾「森塾」運営を主力とする学習塾サービス、および教育コンテンツ開発などの教育関連サービスを展開している。
18年12月には、個別指導塾「森塾」のフランチャイジーとして茨城県で3教室運営するエヂュカを子会社化(19年4月1日予定)すると発表した。
■19年9月期利益横ばい予想だが増収基調に変化なし
19年9月期非連結業績予想は売上高が18年9月期比9.1%増の114億01百万円、営業利益が0.3%増の24億74百万円、経常利益が2.1%増の24億73百万円、純利益が1.9%増の15億95百万円としている。
人件費や研究開発費の増加で利益横ばい予想だが、新規開校などで増収基調に変化はない。なお森塾9教室開校、自律学習RED30教室以上開校の計画である。
■株価は底打ちして出直り期待
株価は12月18日の安値1702円から急反発している。底打ちして出直りを期待したい。1月22日の終値は2143円、今期予想PERは約23倍、時価総額は約367億円である。