日本通信が39%高、フィンテック実証実験が金融庁から高評価を獲得

株式市場 銘柄

■「本人認証等へのSIMカード活用が金融取引の安全性や利便性に資する可能性」

日本通信<9424>(東1)は1月25日、急伸して始まり、取引開始後に39%高の165円(46円高)まで上げて東証1部の値上がり率トップに躍り出た。24日の夕方、金融庁に選定されて行ったFinTech(フィンテック)実証実験の結果と金融庁からの評価を発表。注目されている。

 発表によると、同社のFinTechプラットフォーム「FPoS(エフポス)」を利用したスマートフォンでの安全・安心な金融取引が金融庁の「FinTech実証実験ハブ」に選定され、実証実験を行ってきた。この結果を金融庁が24日公表し、金融庁は「インターネット等の通信手段を利用した非対面取引を行う場合の本人認証の観点で特段の問題はないと考えられる」「本人認証等へのSIMカードの活用が金融取引の安全性の確保や利便性の向上に資する可能性があることが示された」などの見解を示したとした。(HC)

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