ピアラは上値試す、EC支援事業で18年12月期大幅増収増益予想
- 2019/1/28 13:17
- 株式投資ニュース
ピアラ<7044>(東マ)は18年12月東証マザーズに新規上場した。ビューティ&ヘルスおよび食品市場の通販企業に対してEC支援事業を展開している。18年12月期大幅増収増益予想である。19年12月期も収益拡大を期待したい。株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、安値圏から切り返している。上値を試す可能性がありそうだ。
■EC支援事業を展開
18年12月東証マザーズに新規上場した。主にビューティ&ヘルスおよび食品市場における通販企業に対して、EC支援事業(ECマーケティングテック事業および広告マーケティング事業)を展開している。
主力のECマーケティングテック事業はオンライン媒体を利用したKPI保証型サービス、広告マーケティング事業はオフライン媒体を利用した手数料型サービスを主力としている。
■18年12月期大幅増収増益予想、19年12月期も収益拡大期待
18年12月期連結業績予想は売上高が17年12月期比50.2%増の109億53百万円、営業利益が3億63百万円(17年12月期は31百万円)、経常利益が3億50百万円(同32百万円)、純利益が2億53百万円(同19百万円)としている。ECマーケティングテック事業、広告マーケティング事業とも伸長して大幅増収増益予想である。19年12月期も収益拡大を期待したい。
■株価は上値試す
株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階だが、12月25日安値3380円から切り返して1月24日には5270円まで上伸した。12月14日高値6140円を試す可能性がありそうだ。1月25日の終値は5140円、前期推定連結PERは約51倍、時価総額は約181億円である。