【銘柄フラッシュ】ブロードバンドタワーなど急伸し低位株や軽量株も動く
- 2019/1/28 16:59
- 株式投資ニュース
1月28日は、新日本理化<4406>(東1)が18.9%高となり、東証1部の値がり率トップとなった。特段、会社発表のニュースや証券会社による投資判断などは聞かれなかったが、過去に大物仕手筋が手掛けたとされるなどで仕手性が強く、動き出すだけで思惑買いが集まる傾向があるとされ、まとまった買い注文が朝方に見られたようで注目が集まったとの見方。「石化製品の値上げ相次ぐ」(日刊工業新聞)との報道なども手掛かりになった模様。
イントラスト<7191>(東1)は株主優待の拡充と第3四半期決算の発表が注目材料視され14.5%高と出直りを大きく拡大。
インソース<6200>(東1)は第1四半期の各利益の2ケタ増益や自社株買いが好感されて13.9%高。
ぷらっとホーム<6836>(東2)は引き続き東京エレクトロン デバイス<2760>(東1)と共同でセキュアなIoTシステム構築支援を推進するとの発表が材料視され2日ぶりに再びストップ高となり400円高(22.9%高)。Abalance<3856>(東2)は光触媒チタンコーティング剤などを手掛ける未上場メーカーの買収が材料視されて15.6%高と急伸。
和心<9271>(東マ)はストップ高の300円高(22.5%高)となり、確たる買い材料は不明だが、お箸の新製品などを相次いで発表したこと、共同でベンチャー企業に出資するエボラブルアジア<6191>(東1)、ビジョン<9416>(東1)との連携深化への期待などがあるようで、軽量株の値幅妙味が再燃したとの見方。テックポイント・インク<6697>(東マ)は引き続き中国のカーナビ大手からの製品採用が注目されて連日ストップ高の150円高(16.8%高)。
ブロードバンドタワー<3776>(JQS)は24.5%高と急伸して出直りを強め、新データセンターでの第2期工事発表が材料視されたほか、12月に業績予想を増額したため好業績への期待が再燃したとされて300円台を回復。リーダー電子<6867>(JQS)は「新製品4K8K衛星放送対応シグナルレベルメーターLF965」の発表が注目されてストップ高の100円高(17.7%高)となった。(HC)