ハウスドゥが「ハウス・リースバック」資産の流動化や資金調達などでオリックス銀行と提携

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■キャピタルゲインによる事業スキームも構築し収益拡大を図る

ハウスドゥ<3457>(東1)は2月1日の取引終了後、オリックス銀行株式会社(東京都港区)と、「ハウス・リースバック」資産の流動化・資金調達に関する業務委託契約の締結を発表した。

 「ハウス・リースバック」は、端的に言えば「住みながら自宅を売却できる」不動産の活用方法で、現金化しづらい不動産である自宅などを有効活用する方法として、高齢化社会の本格化とともに注目されている。所有する住宅を、あらかじめ使用する期間を取り決めて売却し、売却後は賃貸方式でそれまで通り住み続けることができる。将来的に再び買い戻すこともできる。

 ハウスドゥでは、これまでの事業によるストック型の安定収益に加え、「ハウス・リースバック」により取得した不動産を不動産ファンドへ売却するなど、キャピタルゲインによる利益を獲得できるスキームも構築し、収益拡大を図る計画だ。

 2月下旬をメドに、「ハウス・リースバック」資産の信託受益権化、及び流動化・資金調達を可能とするスキームをオリックス銀行と協働して構築し、ハウス・リースバック事業のさらなる拡大を図って行くとしている。(HC)

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