【銘柄フラッシュ】アイビーシーなど急伸しセプテーニHDは「ティックトック」で活況高
- 2019/2/1 17:30
- 株式投資ニュース
2月1日は、アイビーシー<3920>(東1)がストップ高の300円高(1311円、29.7%高)となって東証1部の値上がり率1位につけ、「総務省が(中略)IoT端末機器に不正アクセスを防ぐ機能を設けることを義務付ける」との日本経済新聞2月1日付朝刊の報道が注目されて急伸。インテリジェント ウェイブ<4847>(東2)、JIG‐SAW<3914>(東マ)も後場、大引けにかけて一段と強含んだ、
デサント<8114>(東1)は伊藤忠商事<8001>(東1)がデサントの株式1株につき2800円でTOB(公開買付)を開始と1月31日の朝発表したことが材料視され、2日連続ストップ高の500円高(2771円、22.0%高)。
保土谷化学工業<4112>(東1)は21.3%高となり、31日発表の第3四半期決算は各利益とも2ケタ減だったが、据え置いた3月通期の業績見通しに対して営業利益は93%を確保し、経常利益は超過したことが注目されて出来高も急増。
JIEC(ジェイアイイーシー)<4291>(東2)はストップ高の400円高(2346円、20.6%高)となり、親会社SCSK<9719>(東1)によるTOB(株式公開買付)が注目されTOB価格2750円に向けて一直線。理経<8226>(東2)は軍事レーダー攪乱の機器も取り扱うとされて思惑が強まり16.7%高と2日続けて大幅高。
アプリックス<3727>(東マ)は15.8%高となり、2月1日付で水処理システムをIoT化する「HARPS(ハープス)」を日本で提供開始と発表しており、これが材料視されたとの見方。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は「テロメライシン」について、2019年下期に臨床第2相試験を計画しているとの談話が30日付の薬業専門紙に載ったとされ4.7%高だが2日続伸。
セプテーニ・ホールディングス<4293>(JQS)は25.6%高となり、ショートムービーアプリ「TikTok」(ティックトック)専門のクリエイティブ研究チーム「TikTok LAB」が注目され、先に発表した2ケタ減益の四半期決算を無視する形で急伸。夢の街創造委員会<2484>(JQS)は「出前館」に地域密着で事業を展開する新聞販売店さんが配達を担う形の事業が加わったことなどが注目されてストップ高の300円高(1758円、20.6%高)となった。(HC)