ハウスドゥが急伸、第2四半期の大幅増益など注目され値上がり率2位

株式市場 銘柄

■「ハウス・リースバック」下期から新たなスキームによる収益拡大が本格化

 ハウスドゥ<3457>(東1)は2月5日、急伸して始まり、取引開始後に16%高の1451円(205円高)まで上げ、戻り高値を更新。一時、東証1部銘柄の値上がり率2位に躍り出た。4日の取引終了後に発表した2019年6月期・第2四半期決算(18年7~12月累計、連結)が営業利益は前年同期比23%増加するなど大幅増益となり、注目が再燃した。

 売上高は前年同期比33%増加した。この期は、コストの低減による利益拡大などを図る目的でハウス・リースバック資産のファンドへの譲渡を新たなスキームで行うべく準備してきたが、当初の予定時期から譲渡が遅延したため、2月1日付で、第2四半期の業績見通しを下方修正した。しかし、通期では、予定どおりの実施を見込んでいるため、通期の連結業績予想に変更はなく、連続最高を更新する見通しを継続した。通期の予想1株利益は102円32銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

ピックアップ記事

  1. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  2. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  3. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  4. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…
  5. ■年初から57銘柄が優待新設、40銘柄超が拡充・変更  株主優待制度は従来、配当増加や自社株買いと…
  6. ■『マッチポンプ』相場の処方箋、トヨタの優待新設に見る『安全投資』の行方  「まるでマッチポンプ」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る