【株式市場】日経平均は朝方の97円高を上値にダレるが好決算株など強くTOPIXは高い

株式

◆日経平均は2万875円38銭(8円39銭安)、TOPIXは1585.24ポイント(3.91ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億9921万株

チャート6

 2月5日(火)前場の東京株式市場は、円相場が朝から1ドル110円台をうかがう円安再燃となり、日本電産<6594>(東1)などが高く始まった。ただ、自動車株はトヨタ自動車<7203>(東1)が高い半面、ホンダ<7267>(東1)は軟調など足並みがそろわない印象。日経平均は取引開始後の97円46銭高(2万981円23銭)を上値にダレ模様になり、10時にかけては41円52銭安(2万842円25銭)まで軟化。あと一進一退を続け、前引けは8円39銭安(2万875円38銭)となった。ただ、TOPIXは高い。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高いが、マザーズ指数はサンバイオ<4592>(東マ)の大幅続落の影響で安い。

 四半期決算が大幅増益だったレーザーテック<6920>(東1)ハウスドゥ<3457>(東1)が活況高となり、はてな<3930>(東マ)は1月締めの第2四半期決算が注目されて大幅続伸。ハーバー研究所<4925>(JQS)は中国の春節休暇と訪日観光客が材料視されて高い。アイビー化粧品<4918>(JQS)は「頭皮外用剤」に関する特許出願でストップ高買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億9921万株、売買代金は9896億円。1部上場2127銘柄のうち、値上がり銘柄数は1402銘柄、値下がり銘柄数は626銘柄となった。(HC)

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