エフティグループは第3四半期決算の発表と共に通期の純利益と期末配当を上方修正

◆継続的に収入が得られるストック系商品を中心とした自社サービスの企画開発販売に注力

 エフティグループ<2763>(JQS)は8日、第3四半期決算の発表と共に通期の純利益と期末配当を上方修正した。

 今期は、「オフィスと生活に新たな未来を。」をキャッチフレーズに、中小企業・個人事業主・一般消費者を対象としてネットワークセキュリティ、情報通信インフラの整備、省エネルギーサービスの普及に努めると共に、継続的に収入が得られるストック系商品を中心とした自社サービスの企画開発販売に注力した。

 その結果、19年3月期第3四半期連結業績は、売上高338億80百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益44億43百万円(同42.9%増)、経常利益44億63百万円(同42.9%増)、純利益29億73百万円(同51.3%増)と2桁増収大幅増益となった。


 第3四半期が好調に推移していることから、今期3月期通期業績予想は、売上高、営業利益、経常利益は当初予想を据え置いている。しかし、純利益については、法人税、法人税等調整額等が当初の想定より少ないと見込めることから、前回予想より2億円上回る35億円に上方修正した。

 ちなみに、19年3月期通期連結業績予想は、売上高440億円(前期比6.7%増)、営業利益55億円(同14.4%増)、経常利益55億円(同14.4%増)、純利益35億円(同25.6%増)を見込む。

 進捗率をみると、売上高77.0%(前年同期73.1%)、営業利益80.8%(同64.7%)、経常利益81.1%(同65.0%)、純利益84.9%(同70.6%)となっていることから利益面での上方修正が予想される。

 配当に関しては、好業績が予想されることから前回予想の期末配当25円を29円に上方修正した。その結果、第2四半期の25円と合わせ年間54円配当となり、12円の増配となる。

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