【銘柄フラッシュ】エムアップなど急伸しスルガ銀は出尽し感が言われて高い

株式市場 銘柄

 2月15日は、エムアップ<3661>(東1)がストップ高の400円高(22.2%高、2203円)となり、14日に発表した第3四半期決算の大幅増益などが好感されて昨年12月3日以来、約2ヵ月半ぶりに2200円台を回復。東証1部の値上がり率1位。

セレス<3696>(東1)もストップ高の300円高(1785円、20.2%高)となり、やはり14日に発表した12月決算と今期の大幅増益見通しなどが好感されて戻り高値を大きく更新。

スルガ銀行<8358>(東1)は16.0%高となり、14日に発表した第3四半期決算が一連の問題の影響に対する出尽し感をもたらしたとされて大きく出直ったが、このまま上値を追えるかには懐疑感が。

東京ボード工業<7815>(東2)は後場、時間とともに急伸商状となり21.0%高。集合住宅向け建材ボードを手掛けるためレオパレス21<8848>(東1)の件から連想買いが波及との見方。富士ソフトサービスビューロ<6188>(東2)は14日発表の四半期決算が注目されてストップ高の80円高(20.3%高、474円)。

HANATOUR JAPAN<6561>(東マ)は12月決算の減益を倍返し規模で奪回する今期見通しが注目されてストップ高の300円高(21.9%高、1671円)。オークファン<3674>(東マ)は第1四半期の大幅な黒字転換が注目されてストップ高の300円高(20.9%高、1735円)。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)も大幅増益の第2四半期決算と通期業績見通しの大幅増額修正が好感されてストップ高の150円高(20.0%高900円)。

ズーム<6694>(JQS)は今期の業績予想が3倍返し規模の大幅回復のため一段高となり、一時ストップ高の400円高(23.8%高、400円)となり大引けも18.4%高。ウルトラファブリックスHD<4235>(JQS)は今期も大幅増益の見込みで13.5%高と大きく出直った。(HC)

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