アマテイが全銘柄の値上がり率トップ、レオパレス21問題が材料との見方

株式市場 銘柄

■外壁や界壁に問題のあるアパートの修理に特需の期待が膨らむ

アマテイ<5952>(東2)は2月18日、時間とともに上げ幅を広げて急伸し、11時にかけて45%高の145円(45円高)まで急伸している。この時間、東証全銘柄の中で値上がり率トップとなった。

 前身が「尼崎製釘所」で、一説、「尼釘さん」と呼ばれていたのが現社名になったとされ、クギ、ネジなどの専業大手。レオパレス21<8848>(東1)のアパートの構造に問題が発覚した件を受け、外壁や界壁に問題のあるアパートの修理に特需の期待が膨らみ連想買いが集まったとの見方が出ている。

 レオパレス21の問題を巡る報道では、「天井の耐火性に問題がある物件に住む7782人に転居要請を始めた」「外壁や界壁に問題のあった物件の入居者にも引っ越しを促す予定で、対象者の総数は1万4000人に上る」(日本経済新聞2019年2月19日付朝刊)などと伝えられた。レオパレス21は今日も安い(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■企業の半数以上が生成AIを活用、一方で会計事務所の6割は未経験  ミロク情報サービス(MJS)<…
  2. ■2025年から日米でプロモーション展開、東京シリーズでキャンペーンも  伊藤園<2593>(東証…
  3. ■360度カメラ映像と3Dモデルを組み合わせ、作業員の動きも把握  東洋建設<1890>(東証プラ…
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

ピックアップ記事

  1. ■「トランプ・ディール」懸念下での投資価値、重複上場株の割安性  今週のコラムでは、米国景気の減速…
  2. ■見直される株主優待制度と重複上場戦略の新展開  ジャパニーズ・スタンダード(日本基準)とグローバ…
  3. ■自己株式取得が救世主に?逆風相場で輝く銘柄を発掘  今週の当コラムは今年1月以降に自己株式取得を…
  4. ■植田日銀総裁vsトランプ大統領、市場は「トランプ・リスク」に戦々恐々  「金曜日の引けピン」とい…
  5. ■割安水準に放置されている銘柄は?  今週の当コラムでは、材料株マニア向けにコメ・卵価格高騰関連株…
  6. ■日経平均4万円は幻か?「前門の虎、後門の狼」でレンジ相場続く  「冬来たりなば春遠からじ」という…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る