【株式市場】NY休場のため個別投資が活発になり日経平均は44円高を上値に一進一退

株式

◆日経平均は2万1297円67銭(15円82銭高)、TOPIXは1604.54ポイント(2.58ポイント高)、出来高概算(東証1部)は4億8990万株

チャート6

 2月19日(火)前場の東京株式市場は、NY株式やシカゴの日経平均先物などがワシントン生誕記念日のため休場となり、好業績株や材料株の個別投資が活発。日経平均は25円安で始まった。JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東1)などJR3銘柄が昨年来の高値に進んだ半面、自動車株は米国の貿易政策の不透明感などが言われて高安混在。日経平均は取引開始後の64円69銭安(2万1217円16銭)を下値に底堅かった半面、上値も11時頃の44円26銭高(2万1326円11銭)にとどまり、前引けは15円82銭高(2万1297円67銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって高い。

ソフトバンクグループ<9984>(東1)が軟調で、米WSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)の報道として、サウジアラビア側が共同出資ファンドの運営に不満を募らせていると伝えた模様で様子見。生化学工業<4548>(東1)小野薬品工業<4528>(東1)と共同開発する「変形性関節症治療剤」の臨床試験で好結果と10時に発表し急伸。セルシード<7776>(JQG)は臨床試験結果を受けた昨日の急落から一転反発。テモナ<3985>(東マ)は株主優待の開始が好感されて急出直り。

 東証1部の出来高概算は少なく4億8990万株、売買代金は8588億円。1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は1143銘柄、値下がり銘柄数は884銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る