【銘柄フラッシュ】ソレイジア・ファーマやアンジェスがストップ高となりバイオ株が一斉高
- 2019/2/21 17:35
- 株式投資ニュース
2月21日は、ユーグレナ<2931>(東1)がストップ高の100円高(755円、15.3%高)となり、デンソー<6902>(東1)との包括提携が材料視されて東証1部の値上がり率トップ。
カドカワ<9468>(東1)は9.6%高となり、岡三証券が投資判断を「中立」から「強気」に引き上げ、目標株価を1500円に設定と伝えられて出直りを大きく拡大。
新日本科学<2395>(東1)は8.6%高となって再び出直りを強め、バイオ株が一斉高となる中で、22日に開催する「SNBLセミナー2019」(核酸医薬品開発の現状)がすでに定員に達し受付を終了していることなどが注目されて出来高も急増。
キクカワエンタープライズ<6346>(東2)は8.9%高となり、2月8日に四半期決算を発表してから急落ジリ安となっていた相場から急反発。四半期決算自体は爆発的な大幅増益決算で、ここ一両日7000円を割り込んできたため値頃感が強まったとの見方。ウインテスト<6721>(東2)は昼12時に「子会社が太陽光発電設備設置工事を受注」と発表し、後場、一時11.0%高まで急伸し5.0%高。
ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)はストップ高の50円高(210円、31.3%高)となり、中国での新薬承認が注目されて出来高も急増。アンジェス<4563>(東マ)は国内初の遺伝子治療薬の承認が注目され、大引けまで買い気配のままストップ高に張り付き、比例配分でストップ高の100円高(735円、15.8%高)。
Nuts<7612>(JQS)は25.7%高と再び一段高。2月8日の四半期決算発表で通期見通しを完全黒字化としたため、翌取引日から何度かストップ高を交えて急伸してきた相場が再燃との見方。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は厚労省審議会の22日の会合の検討項目の一つに入っているとされて15.6%となった。(HC)