アズ企画設計が出直り強める、大幅な下方修正後もいたって堅調に推移

株式市場 銘柄

■当年度に売却を見込んでいた販売用不動産が伸び悩んだが株価は底堅い

アズ企画設計<3490>(JQS)は2月22日の後場、1479円(45円高)で始まり、再び出直りを強めている。収益用不動産販売や不動産賃貸事業、不動産管理事業などを行い、2月12日の取引時間中に今2月期の業績見通しを大幅に下方修正したにもかかわらず、株価は1400円をはさんで底堅い推移を続けている。いわゆる「織り込み済み」の相場が強まる期待が出ている。

 2月12日、今期・2019年2月期の連結業績見通しを全体に大幅減額して発表し、「投資用不動産に対する金融機関の融資姿勢の厳格化などの影響を受け、当会計年度に売却を見込んでいた販売用不動産の販売件数が伸び悩み」(リリースより)、売上高は従来予想を34%引き下げて53.51億円の見込みとし、純利益は同26%減額して1.61億円の見込みとした。ただ、株価はその後いたって堅調に推移している。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る