【銘柄フラッシュ】ITbookホールディングスなど急伸しラサ工や篠崎屋、ビーマップも高い
- 2019/2/25 17:09
- 株式投資ニュース
2月25日は、ラサ工業<4022>(東1)が一時2日連続ストップ高の400円高(2300円、21.1%高)となり、東証1部の値上がり率1位。引き続き、二次電池の容量を5倍から7倍にできる高純度黒リンの量産技術を開発との一部報道が材料視され、大引けも18.9%高。
エンビプロ・ホールディングス<5698>(東1)は9時40分頃にストップ高の100円高(675円、17.4%高)に達し、そのまま大引けまで買い気配。13日付で発行株数の6.6%に相当する100万株を上限とする自社株買いを発表したのに続き、22日付でグループ会社エコネコルが「焼却灰からの貴金属回収方法及び装置」について特許を取得と発表し注目殺到。
星光PMC<4963>(東1)は10.2%高となり、2月13日の12月決算発表に続き、25日付で「2018年度決算・2019年度業績見通し及び中期経営計画、説明資料」を自社ホームページに掲載し、今期の営業、経常利益の2ケタ増益見通しなどが注目され戻り高値を更新。
篠崎屋<2926>(東2)は3日続伸となり21.8%高。大人気の「豆腐まるごとティラミス」と「豆腐レーズンドーナツ」が待望の復活販売など、新商品案内3月号のアップにより期待が強まったとされ、終値ベースで昨年12月7日以来の100円台を回復。
ITbookホールディングス<1447>(東マ)はストップ高の80円高(435円、22.5%高)となり、地盤改良体の品質判定に業界で初めてAI活用のアプリを開発との発表が注目されて一気に出直った。オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)もストップ高の400円高(2260円高、21.5%高)となり、「固形がん治療、新技術」(日本経済新聞2月25日付朝刊)との報道に関連する銘柄との見方が言われて2014年以来の高値水準に。アンジェス<4563>(東マ)は3日連続ストップ高の150円高(1035円、17.0%高)となり、引き続き国内初の遺伝子治療薬が注目され2013年以来の高値。
日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)は20.2%高となり、5月の新天皇即位10連休での海外渡航者の増加が追い風との見方や、キャッシュレス決済での実績などが言われて急激な出直り。ビーマップ<4316>(JQS)は第3四半期までの売上高に第4四半期の受注残を加えた額が当初予定の通期売上高を上回るとの過日発表などが期待材料とされてストップ高の100円高(688円高、17.0%高)となった。(HC)