26日上場のリックソフトは買い気配のまま公開価格の55%高(10時50分現在)

株式市場 IPO 鐘

■「アジャイル開発」などの新たなソフト開発概念に基づくソリューションを提供

 26日新規上場のリックソフト<4429>(東マ)は、公開価格4000円。買い気配で始まり、10時45分にかけても買い気配のまま6200円(公開価格の55%高)で推移し、まだ初値はついていない。公開価格はPER42.7倍になり、たとえばサイボウズ(4776)のPER40倍前後やエンカレッジ・テクノロジ(3682)のPER23倍前後などが参考になるようだ。

 平成17(2005)年1月4日に設立。既存業種の壁を越える技術・商品開発競争に応える新たなソフト開発概念である「アジャイル開発」や、開発対象のライフサイクル全体の最適化をも目指した「DevOps」(デブオプス)という新概念に基づく開発製品ではアジア・パシフィック地域でNo1の先端企業Atlassian(アトラシアン、豪)社の日本参入初期から、Atlassian製品を提供し成長してきた。

 会社発表の2019年2月期の業績見通し(連結)は、売上高が22.87億円(前期比32.4%増)、営業利益は2.60億円(同98.4%増)、当期純利益は1.87億円(同2.0倍)、1株利益は93円71銭を計画する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る