アクリートは戻り歩調、19年12月期増収増益予想
- 2019/2/27 05:00
- 株式投資ニュース
アクリート<4395>(東マ)は国内最大級のSMS配信サービス企業である。18年12月期大幅増収増益だった。19年12月期も増収増益予想である。市場拡大も背景として配信数が増加基調である。好業績を期待したい。株価は12月安値から切り返している。底打ちして戻り歩調だ。出直りを期待したい。
■国内最大級のSMS配信代行サービス
18年7月東証マザーズに新規上場した。国内最大級のSMS(ショートメッセージ)配信サービス企業で、主に企業から個人向けへのSMS配信代行サービスを展開している。18年12月期のSMS配信数は17年12月期比44.4%増の363百万通となった。
■19年12月期増収増益予想
18年12月期の非連結業績は、売上高が17年12月期比36.0%増の12億91百万円、営業利益が43.6%増の2億46百万円、経常利益が30.0%増の2億22百万円、純利益が35.5%増の1億52百万円だった。国内向け、海外向けともに配信数が増加して大幅増収増益だった。
19年12月期非連結業績予想は、売上高が18年12月期比23.9%増の16億円、営業利益が9.6%増の2億70百万円、経常利益が21.1%増の2億70百万円、純利益が18.1%増の1億80百万円としている。競合他社との価格競争などで利益率低下を見込むが、市場拡大も背景として配信数が増加基調である。好業績を期待したい。
■株価は底打ちして戻り歩調
株価は12月安値700円から切り返している。底打ちして戻り歩調だ。出直りを期待したい。2月26日の終値は1190円、今期予想PERは約36倍、時価総額は約65億円である。