ライトアップは底値圏、19年3月期は微減益予想だが20年3月期収益拡大期待
- 2019/2/27 04:56
- 株式投資ニュース
ライトアップ<6580>(東マ)はクラウドソリューション事業およびコンテンツ事業を展開している。19年3月期は微減益予想だが、20年3月期の収益拡大を期待したい。なお2月14日に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT)で自己株式を取得した。株価は安値を更新したが、18年6月IPO時の高値から5分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。
■クラウドソリューション事業とコンテンツ事業を展開
18年6月東証マザーズに新規上場した。Webマーケティング商材販売や企業向けコンサルティングサービスなどのクラウドソリューション事業、およびメールマーケティング支援やコンテンツ制作などのコンテンツ事業を展開している。
■19年3月期は微減益予想だが20年3月期収益拡大期待
19年3月期の非連結業績予想は売上高が18年3月期比5.7%増の16億98百万円、営業利益が1.1%減の4億21百万円、経常利益が5.2%減の4億01百万円、純利益が4.8%減の2億78百万円としている。需要が堅調で増収だが、人材やシステムへの先行投資で各利益は微減益予想としている。
第3四半期累計は売上高が前年同期比4.6%減の10億90百万円、営業利益が43.6%減の1億50百万円、経常利益が48.3%減の1億38百万円、純利益が50.0%減の94百万円だった。企業向けコンサルティングサービスで受注単価の改善が遅れて減収減益だった。第4四半期の挽回、そして20年3月期の収益拡大を期待したい。
■株価は底値圏
株価は安値更新の展開で2月19日に844円まで下押したが、18年6月IPO時の高値3950円から5分の1水準でほぼ底値圏だろう。反発を期待したい。2月26日の終値は927円、今期予想PERは約9倍、そして時価総額は約27億円である。