【株式市場】米金融政策など好感され日経平均は一時115円高まで上げる

株式

◆日経平均は2万1553円22銭(103円83銭高)、TOPIXは1620.38ポイント(3.18ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億655万株

チャート4

 2月27日(水)前場の東京株式市場は、米FRB議長の議会証言が景気配慮型だったとされたほか、米朝トップ会談での融和ムードの高まりに期待する様子があり、ソニー<6758>(東1)は反発して始まった後ジリ高となり、日経平均は55円高で始まった後115円82銭高(2万1565円21銭)まで上げた。一方、ブリヂストン<5108>(東1)は朝方を高値に伸びきれないなどで、日経平均も一進一退となり、前引けは103円83銭高(2万1553円22銭)だった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高いが、東証2部指数は安い。

サカイ引越センター<9039>(東1)が政府の引っ越し分散要請を受けて自己株株式分割など調整後の上場来高値を更新。第一三共<4568>(東1)DNAチップ研究所<2397>(東2)は遺伝子改変による新薬候補の報道が材料視されて急伸。ウチダエスコ<4699>(JQS)は第2四半期決算などが注目されてストップ高。

 東証2部、名証2部に27日、新規上場となった東海ソフト<4430>(東2、名2)は買い気配で始まり、前引けも買い気配のまま公開価格1500円を70%上回る2550円で買い先行となった。まだ初値はついていない。

 東証1部の出来高概算は5億654万株、売買代金は9368億円。1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は1111銘柄、値下がり銘柄数は901銘柄となった。(HC)

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