【株式市場】追加緩和の期待が強まり日経平均は1万6000円台を回復

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9640円54銭(242円56銭高)、TOPIXは1578.55ポイント(17.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億9454万株

チャート15 7日後場の東京株式市場は、本日から明日に日銀・金融政策会合が予定され、4月初に発表された日銀短観が市場予想を下回ったことなどから追加緩和の期待が広がり、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などが一段強含んだ。日経平均は269円50錢高(1万9667円48銭)まで上げ、3月31日以来の1万6000円台回復となった。

 材料株の物色も強く、サイボウズ<4776>(東1)は午前中にネット上の文書共有保管サービス「ドロップボックス」との提携発表後一気にストップ高となり、フルキャストホールディングス<4848>(東1)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の好評価が言われて急伸。楽天<4855>(東1)は日本郵政との提携が言われて値を保ち、テクノマセマティカル<3787>(東マ)日立国際電気<6756>(東1)のスーパーハイビジョン(8K)カメラ開発を材料に画像処理技術が注目されて急伸、マルマン<7834>(JQS)は2015年9月期の3期ぶり黒字転換幅が拡大する期待が言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は20億9454万株(前引けは10億89万株)、売買代金は2兆4149億円(同1兆1405億円)。1部上場1878銘柄のうち、値上がり銘柄数は1290(前引けは1262)銘柄、値下がり銘柄数は480(同465)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は32業種(同31業種)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、保険、その他金融、非鉄金属、銀行、卸売り、などとなった。

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