稲葉製作所が急伸、業績見通しの増額が好感され3年半ぶりの高値

株式市場 銘柄

■営業利益は従来予想を64%増額し前期比4.5倍に修正

稲葉製作所<3421>(東1)は3月4日、買い気配から17%高の1510円(218円高)で始まり、2015年7月以来、3年半ぶりに1500円台を回復した。前週末取引日(1日)の取引終了後に連結業績見通しの増額修正を発表し、注目集中となった。

 今期・2019年7月期の連結業績見通しは、台風等の影響もあり、小型・一般物置の買替需要を中心に足許の受注動向が堅調なことなどを要因に、売上高を従来予想比1.8%増額して345.20億円の見込み(前期比5.8%の増加)とし、営業利益は同じく64.0%引き上げて16.40億円の見込み(同4.5倍)に、純利益も同41%増額して11.6億円の見込み(前期比2.8倍)とした。増額後の予想1株利益は66円05銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る