【株式市場】日経平均は2日続けて上げ幅200台となり中国株高も寄与

株式

◆日経平均は2万1822円04銭(219円35銭高)、TOPIXは1627.59ポイント(11.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2781万株

チャート11

 3月4日(月)後場の東京株式市場は、昼休みの時間帯に上海株式が上げ幅を拡大したことなどを受け、日経平均も前引けの水準179円43銭高の2万1782円12銭)を上回り204円高で始まった。ファナック<6954>(東1)東京エレクトロン<8035>(東1)などが一段とジリ高傾向になり、日経平均は前場の高値を抜き13時頃に257円70銭高(2万1860円39銭)まで上げた。バイオ株など材料株の物色も活発。日経平均は前週末に続いて2日続けて上げ幅200円台で2日続伸となった。東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって2日続伸。

 後場は、チタン工業<4098>(東1)が時間とともに上げ幅を広げ、第3四半期の完全黒字化などが見直されたとされて反発幅を拡大。DNAチップ研究所<2397>(東2)は「新出生前診断」に関する施設増加などの条件緩和観測が注目されたようでストップ高。インタースペース<2122>(東マ)はマレーシア事業などの好調が言われて大引けにかけて一段高。免疫生物研究所<4570>(JQG)は医薬品医療機器総合機構(PMDA)から遺伝子組換カイコの管理に関する同意を取得との発表が注目されて後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億2781万株(同5億7117万株)、売買代金は2兆1536億円(同1兆314億円)。1部上場2132銘柄のうち、値上がり銘柄数は1481(同1279)銘柄、値下がり銘柄数は579同742)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は石油・石炭、精密機器、機械、電気機器、医薬品、水産・農林、非鉄金属、証券・商品先物、科学、情報・通信、などとなった。(HC)

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