日本空調サービスは戻り歩調、19年3月期利益横ばい予想だが上振れ余地
- 2019/3/7 08:18
- 株式投資ニュース
日本空調サービス<4658>(東1)は空調設備メンテナンスを主力とする独立系の設備工事会社である。19年3月期は利益横ばい予想だが、上振れ余地がありそうだ。株価は1月安値から切り返して戻り歩調だ。出直りを期待したい。
■空調設備メンテナンスが主力の独立系設備工事会社
空調設備メンテナンス・リニューアル工事を主力とする独立系の設備工事会社である。19年度を初年度とする中期5ヶ年経営計画では、目標数値に24年3月期売上高550億円、営業利益30億円、経常利益31億円、純利益19億円、連結配当性向50%維持を掲げている
■19年3月期利益横ばい予想だが上振れ余地
19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比5.6%増の480億円、営業利益が0.8%増の25億円、経常利益が0.8%増の26億円、そして純利益が2.5%増の16億円としている。
第3四半期累計は1.7%増収、11.8%営業増益だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高67.4%、営業利益74.8だった。第4四半期の構成比が高い特性を考慮すれば、通期利益予想に上振れ余地がありそうだ。
■株価は戻り歩調
株価は1月安値626円から切り返して戻り歩調だ。出直りを期待したい。3月6日の終値は684円、今期予想連結PERは約15倍、時価総額は約245億円である。