ウィルグループは戻り高値圏、19年3月期増収増益予想
- 2019/3/7 08:16
- 株式投資ニュース
ウィルグループ<6089>(東1)は、派遣・請負の人材サービスを展開している。需要が高水準に推移して19年3月期増収増益予想である。株価は急伸して戻り高値圏だ。上値を試す展開を期待したい。
■派遣・請負の人材サービスを展開
セールスアウトソーシング事業、コールセンターアウトソーシング事業、ファクトリーアウトソーシング事業、介護ビジネス支援事業、海外HR事業、スタートアップ人材支援事業など、派遣・請負の人材サービスを展開している。
19年1月にはHR領域の有望ベンチャーに投資する2号ファンドを設立した。またシンガポールの子会社WAPがシンガポールのCCGを子会社化した。
■19年3月期増収増益予想
19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比26.3%増の1000億円、営業利益が7.5%増の26億円、経常利益が6.6%増の26億円、純利益が11.6%増の13億50百万円としている。需要が高水準に推移して増収増益予想である。なお19年3月期の有価証券報告書からIFRSを任意適用する。
第3四半期累計は売上高が前年同期比33.8%増の762億90百万円、営業利益が6.0%減の19億54百万円だった。営業減益だったが、通期予想に対する進捗率は売上高76.3%、営業利益75.2%と順調である。通期ベースで好業績を期待したい。
■株価は戻り高値圏
株価は急伸して戻り高値圏だ。3月6日には1441円まで上伸した。上値を試す展開を期待したい。3月6日の終値は1435円、今期予想連結PERは約24倍、時価総額は約319億円である。