【株式市場】みずほFGやルネサスが市場心理を冷やし日経平均は3日続落

株式

◆日経平均は2万1456円01銭(140円80銭安)、TOPIXは1601.66ポイント(13.59ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億5443万株

チャート14

 3月7日(木)後場の東京株式市場は、6日に巨額の特損を発表したみずほFG<8411>(東1)が再び下値を探る始まりとなり、生産を2ヵ月休止と伝えられたルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)は気配値のままストップ安で始まったが、日経平均は前比家の水準とほぼ同じ156円安で始まり、大引けまで一進一退を続けて3日続落となった。東証2部指数も3日続落し、日経JASDAQ平均も3日続落。マザーズ指数は5日ぶりに下落した。

 後場は、バッグなどを買取販売する「ブランディア」のデファクトスタンダード<3545>(東1)が再び上値を追って前場の高値を超えストップ高。パシフィックネット<3021>(東2)は2月締めの第3四半期好調観測などで戻り高値に迫り、プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)は免疫治療薬に関する需要への期待などが言われてストップ高。APAMAN<8889>(JQS)はレオパレス21の問題による代替需要などが言われて後場一段高となり4日続伸。

 東証1部の出来高概算は12億5443万株(前引けは5億7687万株)、売買代金は2兆2475億円(同9633億円)。1部上場2133銘柄のうち、値上がり銘柄数は556(同473)銘柄、値下がり銘柄数は1505(同1576)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は5業種(前引けは6業種)にとどまり、水産・農林、石油・石炭、不動産、陸運、空運、が高い。(HC)

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