【銘柄フラッシュ】技研HDなど急伸し石川製は連日の大幅高

株式市場 銘柄

 3月11日は、防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が連日の大幅高となり、北朝鮮のミサイル施設の再稼働観測などにより後場一段と上げてストップ高の400円高(24.2%高、2055円)。

 日立化成<4217>(東1)は筆頭株主の保有する株式の行方に関する思惑などが言われて朝方から大引けまで気配値のままストップ高の400円高(20.1%高、2396円)に張り付いて推移し、大引けで売買が成立。

 技研ホールディングス<1443>(東2)は放射線防護工事などから防衛関連株の人気化に乗るとされて27.4%高と一段高。サトウ食品工業<2923>(東2)は7.0%高となり、11日に四半期決算を発表の予定とされて期待が強まったとされたほか、農水省が大規模災害への備えとして各家庭に食料の備蓄を呼び掛けたとされて連想買い。

 オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は2日連続ストップ高となり700円高(23.3%高、3700円)。バイオ材料株の中で継続的に上値を追うトレンドでチャート妙味、値幅妙味が強いとされ、今期の業績見通しを未定としているがライセンス収入など好調の可能性が言われて連日大幅続伸。Delta-FlyPharma(デルタフライ・ファーマ)<4598>(東マ)は13時に主要株主の異動を発表直後から急伸し、追うように株式情報紙系のネット記事なども出たようで急伸しストップ高の501円高(18.4%高、3230円)。

 ケア21<2373>(JQS)は第1四半期決算が注目されてストップ高の300円高(23.4%高、1580円高)。イメージ情報開発<3803>(JQG)は8日発表の12月決算で今期見通しを大幅な黒字としたことなどが注目されストップ高。ヨンキュウ<9955>(JQS)はウナギの蒲焼などの株主優待導入が好感され11.6%高と急伸した。(HC)

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