【株式市場】NYダウの急伸など好感され日経平均は396円高となり材料株物色も活発

株式

◆日経平均は2万1521円61銭(396円52銭高)、TOPIXは1608.82ポイント(27.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億7572万株

チャート13

 3月12日(火)前場の東京株式市場は、NYダウの急伸と円安再燃を受け、株価指数の先物が先行高し、日経平均は236円高で始まった。安川電機<6506>(東1)が6%高など、ここ数日、中国景気の鈍化観測などにより下げた銘柄が反発。日経平均は10時頃からジリ高基調になり、大引間際に396円52銭高(2万1521円61銭)まで上げ、前場の高値で引けた。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も大幅高。

ハウスドゥ<3457>(東1)が出直りを強め、大阪信用金庫の「悠々自適ビジネスローン」の債務保証を開始など、新分野の拡大が注目され、大盛工業<1844>(東2)は業績予想の増額が好感されて急伸。アンジェス<4563>(東マ)などのバイオ株も引き続き活況高。

 12日新規上場となったダイコー通産<7673>(東2)は9時19分に公開価格1540円を12.5%上回る1732円で初値をつけ、11時過ぎには1919円まで上げ、前引けは1766円となった。

 東証1部の出来高概算は5億7095万株、売買代金は1兆671億円。1部上場2134銘柄のうち、値上がり銘柄数は1919銘柄、値下がり銘柄数は164銘柄となった。(HC.)

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