【銘柄フラッシュ】カルナバイオSなど急伸しクボテックとショクブンは再び一緒に急伸

株式市場 銘柄

 3月14日は、クボテック<7709>(東1)が前引け間際から動意を強め、後場寄り後に急伸してストップ高の80円高(22.8%高、431円)となり、東証1部の値上がり率トップ。2月下旬に今3月期の業績見通しを増額修正し、業績への期待が強い上、松尾電機<6969>(東2)が13日に発表した回路保護素子の新製品開発からの連想買いが入ったとの見方や、1月中下旬に2.5倍に急騰した際にショクブン<9969>(東2)も同時並行的に急伸した事を挙げて腕に自信のある資金集団が再び値幅取りに打って出たとの憶測も。

サニックス<4651>(東1)は13時に苫小牧発電所の再開を発表して一段高となり12.1%高。

ワイヤレスゲート<9419>(東1)は個人のスマートフォンなどのモバイル端末向けセキュリティアプリが注目されて一時ストップ高の80円高(20.0%高、479円)となり大引けは10.0%高。

IMAGICAGROUP(イマジカグループ)<6879>(東1)は8.5%高となり、自動車の衝突防止用高速度カメラを発表してから動意を強めているところに、伊藤蘭さんの歌手復帰も材料視されたようで3日続伸。

松尾電機<6969>(東2)は朝から買い気配のままストップ高の80円高(21.3%高)に張り付き、大引で売買成立。13日付で回路保護素子の新製品開発と、今後の事業展開などを発表。同社株は、時価総額不足により上場廃止基準に抵触しているため、打開策への期待が。ショクブン<9969>(東2)は後場一段高となり18.1%高。1月中下旬、上記・クボテック(7709)と同時並行的に急騰したことがあり、クボテックの値動きをみて思惑買いが増加したとの見方も。

レアジョブ<6096>(東マ)は15.7%高となり、今回の上げ相場は、2月中旬の四半期決算発表と業績予想の引き上げを機に上値を追いはじめており、この上げ相場の第2波が始まったとの見方。

カルナバイオサイエンス<4572>(JQG)は中国での特許取得が注目されて一時ストップ高の300円高(26.9%高、1300円)となり大引けも16.7%高。Eストアー<4304>(JQS)は9.4%高と大きく出直り、発行株数の8.14%に相当する自社株買いを8日に立会外取引で実施した効果が出てきたとの見方だった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る