ベステラが病気やケガなどで仕事が出来ない場合に月額報酬の50%を補償

■国内最高水準の補償割合で「GLTD」の導入を決定

ベステラ<1433>(東1)はこのほど、人事構造改革の一環として、社員が安心して長く働ける環境を整えるため、団体長期障害所得補償保険「GLTD」を導入すると発表した。18日の株価終値は2日続伸の1434円(21円高)だった。

 「GLTD」とは、社員が病気やケガ、精神疾患で中長期に仕事が出来ない場合に、在籍中・退職後を問わず最長定年まで、収入を一定割合補助する制度。まだ日本では新しい福利厚生制度だが、同社の場合、傷病により長期間働けなくなった場合、月額報酬の50%を補償する(毎月の保険料は全額会社負)。

 国内ではまだ導入企業が極めて少なく、補償割合は10%~30%であることが多いとされている中で、同社の補償割合は日本で最高水準になる。社員の労働上のリスク・不安を可能な限り排除したいという考え方に基づき、日本で最高水準の補償割合とした。

 定年時(60歳)まで補償され、在籍中・退職後を問わず、最長定年時(60歳)まで、収入を50%補償する。また、社員の傷病予防のため、既に実施済のストレスチェックに加え、メンタル不調時や健康・医療等に関し専門家に相談したい際の相談窓口や情報提供Webサイトを設置する。

 日本最高水準の補償割合で所得補償保険を導入することで、社員が安心して長く働ける環境を整備し、社員の定着率向上を図るとともに、採用活動にも役立てていくとした。(HC)

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