SDSバイオテックは業績見通しの増額など好感され年初来の高値を更新
- 2019/3/19 10:29
- 株式投資ニュース
■ダコニール関連製品の増加などで営業利益は従来予想を27%増額
エス・ディー・エス バイオテック(SDSバイオテック)<4952>(東2)は3月19日、一段と出直りを強め、9時30分を回って4%高の864円(33円高)まで上げて年初来の高値を更新した。18日、横浜工場原体製造設備の稼働再開を発表したのに続き、取引終了後に今3月期の業績見通しの増額修正を発表。材料視されている。
3月通期の営業利益の見通しは従来予想を27%引き上げて8.90億円の見込みとし、純利益は同じく50%引き上げて3.0億円の見込みとした。出資する中国企業からのダコニール原体輸入量の増加にともない、ダコニール関連製品の海外売上高が増加したほか、利益面では、当期末に予定していた研究開発費の計上の遅れ、一般管理費の減少などにより、予想を上回る見込みになった。増額後の今期予想1株利益は38円31銭。(HC)