ミロク情報サービス オフィス24と業務提携
- 2014/12/4 15:09
- IR企業情報
■クラウド型POSシステムのデータを会計システムに自動連動させ、両社で相互販売を開始
ミロク情報サービス(MJS)<9928>(東1)と、オフィス24グループは業務提携を行い、オフィス24のクラウド型POSシステムとMJSの会計システムとの間でシームレスなデータ連携を実現したソリューションを12月8日(月)より販売する。また、両社の顧客を中心に相互販売を開始する。これにより、両社が長年培ったノウハウを共有し、お互いのソリューションの幅を広げることが可能となる。
今回、データ連携するシステムは、オフィス24の「BeSALO(ビサロ)」、「BeSHOKU(ビショク)」、「ReTERA(リテラ)」等の中小規模のサービス業向け売上・顧客管理機能付きクラウド型POSシステムとMJSの中小企業向けERP製品「MJSLINK NX-Ⅰ」および「ACELINK NX-CE」等の会計システム。店舗で入力したデータは、クラウド上にある「オフィス24ASPセンター」に1日単位で転送、蓄積されます。この「オフィス24ASPセンター」に蓄積された売上データや入出金データを、MJSの会計システムに自動連動させる。これにより、店舗における売上データと会計データをシームレスに連携でき、業務効率を向上させることが可能になる。また、マイナス処理(減算処理)などの抜け・漏れを防ぎ、業務の精度を高めることも出来る。
MJSは、第3次中期経営計画の基本方針の一つに、「顧客基盤を拡大するための販売戦力の増強と販路拡大」を掲げている。オフィス24のクラウド型POSシステムは、業種別に製品化されており、その顧客ニーズに合わせて継続的に機能強化を重ねているため機能面、操作性に優れている。また、中規模のサービス業者を対象とした価格設定に加え、「FreePOS」という無料レンタル方式での提供を行うなど、顧客満足度の高いサービス事業を展開しているMJSは、同社との業務提携により、会計事務所ユーザーの顧問先企業を中心とする中規模のサービス業者に対して、同社のクラウド型POSシステムと自社製品を組み合わせた付加価値の高いサービスを提供することにより、顧客基盤の拡大に努める。
オフィス24は、これまで法人向けに、通信・OA機器の顧客管理ソフト、POSシステム、事務用品、DTP・印刷、店舗向けにサブリースなどを提供していたが、今回の提携により会計業務もサポート可能になる。今後は、法人の事業活動から財務業務まで、総合的にサポートしていく。