【株式市場】NYダウ急落など影響し日経平均は一時715円安だが増配銘柄など強く新規上場株も高い
- 2019/3/25 12:10
- 今日のマーケット
◆取引時間中としては3月11日以来、ちょうど2週間ぶりに2万1000円を下回る
3月25日(月)前場の東京株式市場は、前週末のNYダウが460ドル安と急落したため株価指数の先物が先行安し、日経平均は大幅反落模様の359円安で始まったあとも時間とともに下げ幅を広げ、10時前には600円安となった。11時過ぎには715円77銭安(2万911円57銭)まで下押した。中で、11年ぶりの復配を発表したエンシュウ<6218>(東1)は逆行高。日経平均の前引けは697円07銭安(2万930円27銭)。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。
キーウェアソリューションズ<3799>(東2)が業績・配当予想の増額などを好感して続伸基調となり、ニーズウェル<3992>(東2)は3月中旬の増額発表から上げに弾みがついて一段高となり一時ストップ高。ロゼッタ<6182>(東マ)は保留していた業績見通しを発表しストップ高。ナガオカ<6239>(JQS)はベトナムからの大口受注が注目されて急伸。
25日新規上場のgooddays ホールディングス<4437>(東マ)は、買い気配のまま公開価格2280円を70.4%上回る3885円の買い気配。まだ初値はついていない。
東証1部の出来高概算は6億8000万株、売買代金は1兆2102億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は79銘柄、値下がり銘柄数は2033銘柄。また、東証33業種別指数は全業種が安い。(HC)