【株式市場】配当・優待の買付期限で全体に買い気が強く日経平均は一時483円高と大幅反発
- 2019/3/26 15:16
- 今日のマーケット
◆日経平均は2万1428円39銭(451円28銭高)、TOPIXは1617.94ポイント(40.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億4104万株
3月26日(火)後場の東京株式市場は、昼頃に強含んだ円相場が再び円安気味になり、キヤノン<7751>(東1)などが一段と強含み、3月期末の配当・優待の権利付き最終日(買付期限)とあって、明治HD<2269>(東1)やJR東日本<9020>(東1)などがジリ高傾向を続けた。日経平均は前引けの385円高に対し399円高で始まり、ほぼジリ高傾向を続けて14時半頃に483円88銭高(2万1460円99銭)まで上げた。昨25日の650円安の7割強を回復した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。
後場は、クリナップ<7955>(東1)が一段強い動きを見せ、enish<3667>(東1)は新作ゲームの未来型アクションRPG『ProjectVGAME(仮)』公式サイト公開が注目されて一段高。川崎近海汽船<9179>(東2)は配当妙味に加え内航貨物船の輸送量回復などが言われて戻り高値。AmidaHD<7671>(東マ)はゴム印やスタンプなどで新元号関連妙味が言われて再び急伸。オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は第1四半期決算の爆発的な利益拡大が注目されてストップ高。
東証1部の出来高概算は17億4104万株(前引けは7億4163万株)、売買代金は3兆2338億円(同1兆3660億円)。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は2001(同2007)銘柄、値下がり銘柄数は116(同107)銘柄。
また、東証33業種別指数は全33業種が値上がり(前引けも全33業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、陸運、その他製品、金属製品、倉庫・運輸、建設、医薬品、機械、その他金融、卸売り、パルプ・紙、食料品、などとなった。(HC)