CRI・ミドルウェアのサウンド再生ウェアが富士ゼロックスのデジタルカラー複合機16機種に採用される

株式市場 銘柄

■操作に対応する音を機械的なアラーム音ではなく耳に心地良いサウンドで再生

CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)は3月26日、同社のサウンド再生ミドルウェアが富士フイルムHD<4901>(東1)グループの富士ゼロックスのデジタルカラー複合機16機種に採用されたと発表した。

 27日の株価は好反応を示し、10時にかけて6%高の3895円(220円高)まで上昇。22日につけた2016年以来の高値4300円に向けて出直りを強めている。

 採用されたサウンド再生ミドルウェア「D-Amp Driver」は、高品質なサウンド再生を可能にするミドルウェアソリューションで、音の再生に必要なハードウェア部品をソフトウェアと汎用的なトランジスタに置き換えることで、部品のディスコン(製造中止)に伴う設計変更や基板の作り直しのリスクを軽減する。

 これを採用したのは、富士ゼロックスのデジタルカラー複合機「ApeosPort-VIIC/DocuCentre-VIIC」シリーズで、セキュリティー機能を強化し、「やさしい、かんたん・あんしん、つながる」をコンセプトに基本機能とデザインを刷新し、日本およびアジア・パシフィック地域で、2018年11月からから順次発売が開始されている。

 複合機のステータスやユーザーの操作に対するフィードバックを知らせる音色を、CRI・ミドルウェアのサウンド再生ミドルウェアで実現しており、機械的なアラーム音ではなく、耳に心地良いサウンド再生を可能にした。(HC)

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